こういうふうに医薬品関係のサイト「医者からもらった薬がわかる」には書いてありますが、ファブリー病についてはひとことも触れられていませんでした。まあファブリー病自体が無名な病気だから仕方ないのかもしれませんが。
で、この抗痙攣薬で、てんかんや躁病に効く薬が、なぜファブリー病の痛みに効くのかについては、「第4回日本リピドーシス研究会のFabry病の現況とQ&A公開討論」での、Dr.R.J.Desnickの発言があります。
「どうして効くのかを完全に説明することはできないが、かなり以前から経験的に、カルバマゼピン系の薬、つまりテグレトールなどを定期的に服用することが痛みの予防になることがわかっている。」
私の場合、12歳の頃は200mg1錠で1週間ほど効いていました。それがだんだん効きにくくなり、17歳の頃には100mg/1日になり、成人してから昨年までは200〜300mg/1日でした。人工透析が始まった現在は300〜400mg/1日になってしまいました。透析と関係があるのかどうかは分かりませんが、体が慣れてしまったせいか、次第に効果が減退してきているのは確かなようです。
現在私は、毎朝起床時に200mg服用していますが、以前は飲み忘れても痛みが出ない時もありましたが、最近は飲み忘れたりすると、必ず後悔することになります。そして、疼痛時に(ほとんど毎日!)追加で100mg、それで効果がなければ、さらに追加で100mg服用します。普通の疼痛時で(変な言い方ですが)服用してからおよそ30分〜1時間で、効き目が現れてきます。それでも効かないという時は、たいてい高熱時で、解熱剤との複用と冷水を浴びせることでほとんど治まります。
副作用については、やはり神経を麻痺させているのでしょうか、頭がぼんやりして眠くなり、めまいやふらつきが出ることがあります。そこで私の場合は逆に、眠れない夜などに疼痛がなくてもテグレトールを服用することがあります。飲み慣れない精神安定剤などを無理して飲んだりするよりも、よほど効果があります。お医者さんに言ったら怒られるかもしれませんが…。
薬剤師さんから伺った話では、テグレトールはグレープフルーツ(葡萄ではなくてオレンジの仲間の方です)と相性がよくないようです。あまり知られていないようですので、テグレトールを服用している方は注意してください。
もうずいぶん前の事ですが、旅先で薬を落としてしまい、地元の病院に駆け込んだところ、(もちろん、いつも持ち歩いている診断書は見せ、電話のやり取りはあったようですが)わりと簡単に処方してもらうことができました。それまでは、もっと特殊な薬かと思っていましたが、それほど一般的でない薬品というわけではなさそうです。