【ファブリー病とは?】
ファブリー病には二種類あります。
一つは「古典的ファブリー病」で、全身の臓器障害を起こします。幼少時より症状が出現し、強い四肢(手足)の痛み、汗をかきにくい、皮疹、角膜の混濁という特徴的な症状が現れます。青年期以降になると腎機能障害が出て、次第に腎不全となり、また、心不全や心肥大、脳血管障害などの症状も出現して来ます。30歳代から40歳代で死亡することの多い病気です。「古典的ファブリー病」はたいへん稀であり、日本での正確な頻度は明らかでありません。
もう一つは「心ファブリー病」と呼ばれ、主に心臓が障害されます。40歳を過ぎた頃より心臓肥大が認められるよ
うになりますが、最初はあまり自覚症状がなく、進行してくると次第に心不全が出現するようになります。
現在のところ根本的な治療方法はなく、対症療法が主です。古典的ファブリー病と比べて、数多く存在すると考えられていますが、これも正確な頻度は明らかになっていません。